根拠もないのに自分の自信だけでなんとかなると思っている夫・モブ。
以前も書いたけどプライパンを買いにいった際、サイズ26cm用だと言い張る私に対し、「絶対に28cm!絶対間違いない!!」と毎日ご飯を作っている私の意見を差し置いて自分が信じている28cmをどこまでも突き通すのでそこで確認。
「そこまで言って間違ってたらどうする?」
「間違うはずがない!!!」
余りにも自信たっぷりなその様に「そこまで言うならば間違うはずはなかろう」とヤツが言う28cmを購入する運びに(ヤツには言わなかったが疑ってばっかも良くないかな?と珍しく信じてみた)。で、自信たっぷりに28cm用を持ってレジへ行ったモブ。
すると「ガス火専用でお間違いないですか?」とレジの方。
・・・・・・、ほんとどこまでも使えない男だなぁ、、、とその時も思ったのでした。
で、帰宅して確認。
ほら、やっぱ26cmが正解。・・・・・・・・・・・・・・・
ね?こういうね、事がね、たっぷりあるのよね、この男は。
この男の「絶対」という根拠は「自分が信じたいが為の「絶対」だからにして、そこに理屈や理論などは全く絡まない。それがこの男モブの脳思考。
だからヤツの「絶対」は信じないようにしてきたけど、やはり此の期に及んでもこのレベル。まじにね、心が萎えるわ。
コミュ障でいつも人の顔色ばかり伺っているモブ夫。人と話すことが苦手なのでいつも酒の力を借りてしか自分を出すこと出来ないタイプ(過去は酒乱プロ)いつも人の影に隠れて安心している方。そもそもヤツが自分から何かを話すなどはほとんどない。
なのに、営業職を希望したので「あなたの性格では営業はキビシイよ?ノルマあるんだからヤバイって」とアドバイスしたのに「俺は大丈夫。絶対に大丈夫!」と言ってその職に就いたまではまぁ人の勝手だから仕方ない。でもノルマ達成出来ないストレスで食べまくって、要らぬお金かかりまくって、そんで大デ部になって、いつもヤツが座っていたソファー部分だけをぺっこり沈みこませすぎて早い寿命とさせやがったり(私が私の祖母からプレゼントしてもらった物だったんですけどね)しつつで大デ部大酒飲みすぎてお金どんどん無くなっていった悲劇
というふうにヤツの「絶対」という言葉は、この世の中でもっとも疑わなくてはならない言葉となってます。
そのレベルは「大人になったらヒーローになりたい」と書くこどもたちと同じような感じ。そうなりたいと信じるその心だけで成り立たせていることなので絶対に信じてはいけない。開かずの扉と同じくらい怖いのである。
だからそんな男が繰り出す「絶対」という言葉は、信じてはいけない言葉でもある。
モブ夫珍しく口を開いたなぁと思っていたら爆弾級のあの言葉、「絶対」を発動したので「ちょい待て、おいおい」となり、「あなたの「絶対」はあなたの希望のみな話で根拠も理屈も理論もないから簡単に考えたくらいレベルでは話さないでほしい」とお伝え。
子も言ってたこと、「どうして失敗するのかという根本を全く分かっていないからおやじは失敗ばっかするんだよ」がどうしても理解出来ないらしい。
と言うのも「人の話を聞こうとしない(聞けない)(聞かない)」から彼の脳内では自分の希望、自分の経験、でしか物事を考える選択がないよう=ヤツの脳内にある思考部分はわずかなパターンでしか成り立ってない。だからどうすればいいか、考えて対応していかないと変わりはしないよ。
という事をどんなに説明して全く理解できないらしい。
子たちは分かっているんだけどね、この仕組み。
私は「絶対」という言葉、使わないようにしてる。だって「絶対」とか「永遠」とか保証できない言葉を相手ある場合には使うもんでないと思ってる。そんな私の考えも子は「ふむふむ」って聞いて彼等なりにまた考えてそんで自分の考えってのが出来ている。もちろん理由つきで。
けれどモブ夫はそれがない。人の話聞かないし、誰かと特別交流しているわけでもない。だから考え方に新しい風も吹かない。
本人がそれでよければいい話なので私にはそこまでは関係ない。けれどせっかく生きてるんだから人の話くらい聞けるようになったらもっと良くなっていくのになぁーと思うんだよね。それも大きなお世話なのかなぁ??