躾ってなんですかね。自分のおもうように躾けるならば調教とも洗脳とも言えるんじゃないかしら?
「早く寝なければおばけが来るよ!」とか「言うこと聞かないと怖いおじさんがくるよ!」などの脅し系(ほかにも沢山あったしリアルなものも沢山だった)に心やられておどおど怯えてました私の小さい頃。
元祖毒な祖母が時折しか会わない私に対し、そういう類いのことを頻繁に言ってくれてました。そのおかげ?実母もそういう方法を沢山使い、自分の思うがママに事を運ぼうと子の気持ちや意見なんて全く無視でした→とても恐がりな女の子の一丁上がり~☆
「分からない」から始まる自分の想像力がまた自分を苦しめる。躾というやつが厳しかったので想像力だけは無限。いつも空想の中で半分は生きてるような子でしたので、とにかく脅しともとれるその躾法にはかなり精神やられました。
おばけ→その正体が分からないから怖い。「私キレイ!?」といったような伝説系だってもちろん怖かったし、TV「あなたのしらない世界」で学んだ心霊系の知識からのいろんな幽霊が混ざり合った怖さに加え自分の無限な想像力というオプションが付いた怖さ。まじビビってました。トイレ行けないのはもちろん、お風呂だって入るの怖かったもんね(「お風呂場に出た幽霊の話を見てしまったら私の脳内でのお風呂場、それはおばけ出現ポイントとなり「お風呂入れるわけがない~」、、、)
そういう怖さっていつまでも消えないのよね。大人になっても妊娠中であってもそういうテレビ見ては「八甲田山こわいー」なんて言ってましたもの。怖がらせられまくった人は大人になってもその度合いってのは変わんないんだとおもう。
それが怖くなくなったのは子供がいるようになってからかもしれん。忙しくてそういった怖さに意識をとられることはなくなったように思うから。怖さより自分の時間をダイジに使いたいのよー!!(鼻息ふんぬー)と思ってるからだろね?、想像しては「ちょ、まって。怖くなーい?」って一瞬は思うけど、「あ、でも洗濯干さなきゃだった」とかってすぐ現実に戻ってしまうから怖がってる時間などほぼない。
「簿のちゃんがちゃんとお利口さんにしてないとばーさんは死んだら化けて簿のちゃんの前に出てくるからね!」という脅しを受けました小さい頃。それに怯えて暮らしてました。化けて出てこられたら毎日説教されるんだから呪われてるのと一緒じゃん。それだけは絶対だめだ!と子供ながらも思ってしまいましてお利口さんを目指して頑張ってました(頃もありました)
その頃のパワーバランスはもちろん祖母で。でも私は大きくなり大きくなり、そして今。50近くまできましたもん、比べればそりゃ私の方が全盛期ともいえます。
忙しい毎日で大切なことと必要と思えることしか考えることもしなくなり、あんなに怯えてた怖さからも脱却。そんで今ふと思うねぇ、、、「いつ化けてくるんだよぅ。来るなら来いよ、上等だ☆やったるでー☆」
もちろんだけどもうそんな脅し怖くないし、仮に化けて出て来ても怖くない。だってわたしなーんにも怖くない。
なんでもなんとかなるうちは怖くない。必要以上に怖がる必要もない。なんかそう思ったんだって話。